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焼物は使われた土によって、味わいも大きく変わってきます。日本各地の焼物に、それぞれの個性があるのも土の違いからだといえます。また、同じ釉薬を使ってもその発色や味わいは土によって異なってくるのです。焼物に使う粘土は、そのままつかえる粘土もありますが、作るものの目的に合わせて調合することもあります。土選びと土作りは、作品の焼上がりを楽しむための大切な要素でもあります。

No. 品名 酸化焼成 還元焼成 1,250度〜1,270度 (SK)
耐火度
篩目 参考事項
1,240度 1,250度 収縮率 吸水率
701 特漉粘土 14.0 1.0 (27)
1,610
60 NO.2の並漉と共に信楽の代表的水簸粘土。食器、花器、高級植木鉢、並漉にくらべ鉄分はやや少ない。成形は動力、手作り等万能、粘性は並漉よりやや少ない。
702 並漉粘土 14.0 1.2 (28)
1,630
50 NO.1の特漉と共に信楽の代表的水簸粘土。食器、花器、植木鉢、傘立等特漉にくらべ鉄分はやや多い。成形は動力、手作り等万能、粘性は特漉より大。〔硅酸66.6・酸化アルミ20.0・第2鉄1.7・カリウム2.1・ナトリウム0.9・チタン0.6・減量7.4)
703 楽 粘土 13.5 6.0 (29)
1,650
50 急熱、急冷に耐える可塑性大、粘度やや荒いザクッとした粘土耐火性の低い他の粘性と混合して耐火度を上げる為にも使用。粘性は大であるが急乾燥にも強い。楽焼も可。成形は手造り、動力等万能。
704 半磁器粘土 14.5 0.6 (20)
1,530
80 ストン調の半磁器粘土である焼けしまりが善い。容器等液体を入れるものの粘さである。丹波焼では酒樽、酒ビン用粘土として使用している。成形は動力可、錆込用可。食器、花器、その他。
705 並耐熱粘土
(鍋土)
13.5 6.0 (29)
1,650
40 シャモット( 1mm/以下)混入、伊賀焼では土鍋、行平等の粘土として使用。(土鍋の場合 1,180度より 1,200度焼成釉楽はこの土に合う。透釉、イラボ釉、無貫入とすること)。成形は手造り、動力成形共に可、急熱急冷可。
706 信楽水簸土
(白蛙目水簸土)
10.0 10.0 (31)
1,690
40 耐火度の高い白蛙目の水簸したものである。ザクッとした肌合い、耐火度の低い他の粘土と混合して耐火度を上げる為に使用。特に急乾燥に強い。呈色は白い、粒度はあらい。道具土としても使用出来る。単味で食器土等は木が洩れて駄目。
707 赤土
(大物赤土)
14.5 1.0 (19)
1,520
60 1,100度〜1,200度で呈色はレンガ色1,230度位までが適温。1,240度以上では発泡したり、黄色く変色する危険性あり。成形は動力、手造り等万能、小物より超大物まで万能である。小物食器より大物置物等各種。
708 テラコッタ赤土 14.5 0.8 (18)
1,500
80 NO.7の赤土とよく似た赤土であるが生の色が黄色であり、学校教材用等に多く使用される。粒度はNO.7の赤土にくらべてやや細い、中国黄土等混入。成形は、手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
709 唐津赤土 14.0 1.2 (20)
1,530
60 佐賀県唐津焼で使用されている。NO.7の赤土にくらべて耐火度やや高い 1,250度で焼成可。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
710 白信楽土 14.0 3.0 (28)
1,630
40 耐火度やや高い、呈色は白、古信楽粘土の基礎土、粒度やや荒いザックリした粘土、食器、花器、その他。成形は手造り、動力、その他万能。
711 古信楽
(細目)
14.0 3.0 (28)
1,630
14 白信楽粘土を基礎にして硅長石粒混入。古信楽風の味を出す粘土、茶陶、一般食器、花器。成形は手造り、動力等万能。穴窯焼成で火色がつく。
712 古信楽
(荒目)
14.0 3.0 (28)
1,630
12 上記に同じであるが混入の硅長石粒はやや荒い。その他は NO.11と同じである。
713 赤信楽粘土 14.5 1.0 (20)
1,530
60 NO.7の赤土にくらべて耐火度が高いのが特色。その他は NO.7の赤土と同じである。特に還元焼成で呈色は黒い。
714 並信楽粘土 14.0 3.0 (26)
1,580
14 信楽荒土の代表的な粘土であり、大物、超大物の成形に適している。呈色は薄茶色(還元焼成)成形は手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
715 荒目5号土 14.5 2.0 (26)
1,580
14 並信楽にくらべて粒度がやや細い。呈色は並信楽にくらべてやや白い。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
716 荒目6号土 14.5 1.5 (26)
1,580
16 荒目5号土にくらべて更に粒度が細い呈色、その他は荒目5号土と全く同じ。
717 陶板土 13.0 5.0 (28)
1,630
10 径3mm位の硅長石粒混入肉厚素地物に適す。ホテル、学校、公共施設等のレリーフ等陶壁板用粘土に適す。
718 赤耐熱−1号 13.5 2.0 (26)
1,580
50 耐火度の高い赤土である、普通赤土にくらべて赤色がやや薄い、土鍋用粘土(赤色)としても使用出来る。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
719 赤耐熱3の0 14.0 3.0 (26)
1,580
14 耐火度の高い粒度の荒い赤土、普通赤土にくらべて赤色がやや薄い、土鍋用粘土(赤色)としても使用可。成形は手造り、動力等万能、シャモット混入。食器、その他。
720 赤耐熱3の3 14.0 3.0 (26)
1,580
14 耐火度の高い赤土、急熱急冷に耐える赤耐3の0よりやや赤い。土鍋用粘土としても使用可、学校野焼用粘土としても可。成形は手造り、動力等万能、黒ハンテン混入。食器、その他。
721 黒泥 14.0 1.0 (26)
1,580
60 コバルト、ルチール等混入してあり、酸化焼成で黒、還元焼成では、ややグリーン色がかった黒となる。粒度はやや荒いが注文によっては粒度を細くする事が可能である。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、置物等。
722 黒御影土 14.0 2.0 (26)
1,580
14 NO.21の黒泥に硅長石粒を添加したもの。その他は黒泥と全く同じ。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、置物等。
723 白御影土 14.0 2.0 (26)
1,580
14 白素地に硅長石粒、黒い斑点に黒雲母混入。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、置物等。
724 黄御影土 14.0 2.0 (26)
1,580
14 呈色は薄黄色、硅長石粒、雲母等の混入は上記と同じ。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、置物等。
725 グレーミカゲ土 14.0 2.0 (26)
1,580
14 呈色は薄グレー色、硅長石粒、雲母等の混入は上記と同じ。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、置物等。
726 赤御影土 13.5 1.0 (20) 14 ピンクがかった赤を配合して赤ミカゲと名づけている。白ミカゲ、黒ミカゲ、グレーミカゲ等のミカゲシリーズの一つである。成形は手造り、動力等万能である。食器、花器、その他。
727 上信楽土 14.0 2.0 (26)
1,580
100 白信楽、古信楽等粒度はやや荒いが上信楽は細い。呈色は白色。成形は動力可能。手造りも出来る。食器、その他。
728 特上信楽土 14.0 2.0 (26)
1,580
100 粒度は上記と同じく細い。呈色は純白色。成形は動力可能。手造りも出来る。食器、その他。
729 萩土(白) 14.0 1.5 (26)
1,580
100 粒度は上記と同じく細い。呈色は薄黄白色。成形は動力可能。手造りも出来る。食器、その他。
730 荒目特赤土 14.0 3.5 (20) 16 耐火度の高い赤土を原料とし、細い硅砂(6号)が入っている。酸化 S.K.10番焼成も出来る。特徴としては還元焼成すると、呈色は黒となる。南蛮焼風の器等、今後各社の研究を期待する粘土である。成形は手造り、動力、その他万能である。
731 荒目赤土 13.5 2.0 (26) 14 粒度は NO.15の荒目5号と同じである。呈色については、荒目5号にくらべて赤土の混入がやや多いので呈色はやや赤い。成形は手造り、動力等万能である。食器、花器、その他。
732 黒御影特荒目土 8.0 6.0 (26) 12 NO.21黒泥(コクデイ)に硅長石粒を添加。添加割合は極めて多い、従って成形については困難な粘土であるが、これだけ多量の硅長石が混入している粘土は他になく、製品の表面は面白い。
733 白フレット土
(フレット土)
13.5 4.0 (28)
1,630
30 乾式(フレット)方法で作った粘土。呈色は薄黄白色。成形は手造り、動力等万能。食器、花器、その他。
734 彫塑用粘土 9.0 8.0 (30) 16 乾式(フレット)方法で作った粘土。収縮が少ない彫塑用粘土で粒度としてはシャモットが少々混入してあるが粘性は多い。耐火度は高い。成形は万能、乾燥切れは特に少ない粘土である。
735 信楽火色土
(白・細目)
13.8 1.3 (26) 60 信楽、黄ノ瀬土によく似た粘土。火色がつき易い。御本の出やすい粘土である。左の色見本は小型の電気炉で焼成したものである。成形は手造り、動力等万能である。
736 信楽火色土
(白・石ハゼ)
13.5 1.5 (27) 14 NO.35粘土に信楽長石の粒を混入したものである。NO.11の古信楽系にくらべると、信楽独特の焼け締りが良く NO.11を古伊賀系とし、NO.35、NO.36については、古信楽系と呼ぶ方がふさわしい。
737 信楽火色土
(赤・細目)
14.0 1.0 (19) 50 信楽、黄ノ瀬土によく似た粘土で、火色がよくつく。NO.35火色土白に対して火色土、赤であり、他の粘土と混合して火色をつけ易くする。
738 信楽火色土
(赤・石ハゼ)
13.8 1.3 (20) 14 NO.36火色土(白・石ハゼ)に対する(赤・石ハゼ)であり、1250度酸化、還元共に焼け締り良く、食器、花器に適す。成形は万能である。
739 御本土
(白・細目)
13.0 2.5 (26) 60 還元焼成において、御本(ゴホン)が良く出る粘土である。パイロメーター 1220度乃至 1250度ゼーゲルで SK7〜SK9還元焼成が適温である。(酸化焼成では御本が出ない。)中物、小物用、食器、花器、その他。成形は手造、動力万能である。
740 御本土
(白・荒目)
12.5 3.0 (27) 50 火色、御本がよく出る土として貴重な信楽黄ノ瀬土の産出が少なくなったため、それに匹敵するものとして出された合成土。御本土(白・荒目)・・・大物用食器、花器他。成形は万能。御本土(黄・細目)・・・中・小物用食器、花器、成形は万能。
741 御本土
(黄・細目)
14.0 2.0 (26) 50
742 御本土
(黄・荒目)
13.5 2.5 (26) 50 萩風 御本土・黄・荒目・・・大物、中物、成形は万能。
●現物の色は多少異なる場合があります。
●無釉の部分(左)と施釉の部分(右)となっています。石膏型で作ったもので、釉薬は透明釉です。

細かい粒度でろくろを挽きやすく、購入者の間で評判の上質陶土。クエスタジャパンお薦めの逸品をお試しください。

No. 種類 単位 特徴
NO.0743 仁清土 20kg 焼き上がり素地は、特に白い中性炎では鮮やかな”ふ”が出る。
NO.0744 信楽土A 20kg 焼き上がりは白く色釉薬に冴えがでます。大変使いやすい土です。
NO.0745 伊賀土 20kg 粒度はやや荒く、鍋、器、大物に最適。
NO.0746 赤土A 20kg 白土の練り込みにも良く合い、焼き締めにも面白い土です。
NO.0747 上赤土 20kg 赤土をより以上に脱鉄精製した土です。
NO.0748 赤合わせ土 20kg 白土と混ぜる事によって耐火度が高い。赤土より赤色がやや薄い。
NO.0749 もぐさ土 30kg 白土2割前後と混ぜ合わせ高台にカンナを当てるとちめん状になる。
NO.0750 志野土 30kg
NO.0751 白荒土 20kg コンポートや陶板に、特に優れています。
NO.0752 上荒土 20kg 焼き締まりが良く、色釉薬が特に冴える様です。
NO.0753 白鍋土 20kg 白荒土より荒目が多く鍋土としては最適です。
NO.0754 赤鍋土 20kg 白荒土に黄土が1割入っていて、うす赤色がついています。
NO.0755 赤荒土 20kg コンポートや陶板に、特に優れています。
NO.0756 赤荒土3号 20kg コンポートや陶板に、特に優れています。
NO.0757 朝鮮土 20kg 茶碗や食器等に特に適しており、青磁釉が面白い。
NO.0758 南蛮土 20kg 赤土よりも濃い為、還元で焼き締めれば綺麗な赤黒土に上がります。
NO.0759 半磁器 10kg 手作りしやすく、それでいて磁器の様な味わいがある。
NO.0760 磁器土(上石) 10kg 陶石、木節、蛙目粘土等を配合した粘土。
NO.0761 磁器土(柿谷) 10kg
NO.0762 から土 30kg
NO.0763 萩土 9kg
NO.0764 見島土 9kg
NO.0765 金峰土 10kg
NO.0766 五斗蒔 30kg
NO.0767 蛙目粘土(粉末) 25kg
NO.0768 木節粘土(粉末) 25kg
NO.0769 黄ノ瀬 30kg
NO.0770 赤荒土5号 20kg コンポートや陶板に、特に優れています。
NO.0771 荒目土 20kg 焼き上がりは赤。鉄分が多く一定していない。中性炎で面白い。

No. 品名 酸化焼成 還元焼成
1,240度 1,240度
772 グレー(鼠色)
773 グリーン(緑色)
774 ライト・ブラウン(茶色)
775 ピンク(桃色)
776 ダーク・ブラウン(焦げ茶)
777 ホワイト(白)
778 イエロー(黄)
779 T.ブルー(トルコ青)
780 S.ブルー(青)
781 ブラック(黒)

●現物の色は多少異なる場合があります。
●無釉の部分(左)と施釉の部分(右)となっています。石膏型で作ったもので、釉薬は透明釉です。
●好みの色を混合して下図のような色を出すことができます。
●No.1図、2図、3図の例の通りの配合によって様々な色が出ます。
Mix配合表(%) No.1図
No.2図 No.3図

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