
小林隆流
ゴルフ・プレー
あなたに贈るお話の本
ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルウェイ画
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 これは、比類なきゴルファー
小林隆のために
特別に書かれた本です。
2007年12月1日
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 ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
生まれた競技であることは、よく知られています。
ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
ボビー・ジョーンズのような、
伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、
海外のメジャー大会を目指すプロが
増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
たかしくん流ゴルフもそのうちのひとつです。 |
 たかしくんは、
山口さんや井上さんや松本さんたちと、
お気に入りの伊豆カントリークラブに
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危険に
さらされてしまうのです! |
 他人のうわさとは裏腹に、
たかしくんはケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところがあるかもしれませんが・・・・・・
ゴルフのこととなると話は違います。 |
 たかしくんは以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水には浮かないことなども、
たかしくんは何年もかけて、体得したのです。 |
 たかしくんの生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
彼は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを心得ています。
かつてたかしくんが
嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。 |
 ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ・・・・・・
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
たかしくんが40を打つのはたやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。 |
 ゴルフの名手といわれる人は、
いかなる場合にも、各種のショットで対応できます。
たとえば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
ランニング・アプローチ、というように。
たかしくんも多彩なショット・・・・例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフック、などを繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
山口さんと井上さんと松本さん命名の
”まぼろしの一撃”です。 |
 以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
たかしくんにとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!? |
 たかしくんがゴルフをする理由のひとつは、
運動のためです。
ほかの運動はどれもたかしくんには不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやればネットにボールの行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、よかったのですが、
彼はホトホト疲れてしまいました。
たかしくんのようにほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。 |
 ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつもたかしくんは
山口さんや井上さんや松本さんと
『19番ホール』に現れます。
そこでその日のショットについて話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
たかしくんは仲間と
一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついていなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。 |
 ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
たかしくんはときに素晴らしいショットを
繰り出します。
以前、ディープ・バンカーから打ったショットが
奇跡的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!? |
 たかしくんは友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放されるチャンスでもあります。
たかしくんは
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだよ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが解消されるのです。
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 たかしくんはいつか
自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。
『3歩前進2歩後退-たかしくんのゴルフ人生辛抱だ』
『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係-たかしくん著』
『たかしくんの19番ホールの楽しみ方』
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 たかしくんは何年間も
自分のゴルフに挫折感を味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
彼は我を忘れて
1日中、原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
たかしくんはかけがえのないゴルフ仲間なのです。 |
 ゴルフは、小林隆にとって
まさにチャレンジなのです。
山口さんや井上さんや松本さんがたかしくんに
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答えは明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間・・・・・
たかしくんにとってそんなありふれた出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。 |
 小林隆 様
自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように考えたら
いいと思います。
スコアが高いほどいいんだってくらいに・・・・
2007年12月1日
小林琴音より
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おとうさんありがとう
ゴルフ早く上手になるといいね♪
小林琴音より
2007年12月1日 |
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